生きる醍醐味 第116話 熊本地震とアソカラ(2016年4月) 24KB ☆ 1:前震 最大経験震度レベル3だったのに一気に6強までレベルアップ。熊本地震である。まずは4月14日21時26分。3から5弱に2ランクアップ。 揺れた揺れた。起きない嫁子を慌てて起こし家を出た。それから近所の老人宅を回った。私が一番かと思い... 2016.04.28 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第108話 すぐそこの色々(2015年5月) 9KB 熊本平野からもバッチリ見えるので気になっている方も多いと思うが山の斜面に二つの噴気孔がある。 調子のいい時は雲を成すほど噴いていて、実に不気味。歴史的にもこの辺りは湯の谷大変という水蒸気爆発(1816)があって、宗徒の湯谷を吹っ飛ばしている... 2015.05.09 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第55話 泣けた(2009年9月) 6KB ☆ 阿蘇市のスーパーへフラリと出かけた。これといった用事があるわけではなかったが、日曜ではあるし、翌週からは「谷人たちの美術館」で多忙になるため、家族揃って少しだけ離れた場所へ買い物に出かけた。習慣というのは恐ろしいもので、懐かしい風景を見てし... 2009.09.02 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第48話 集落の雑談(2009年3月) 9KB つい先日、96歳の爺様が失踪した。自営消防隊に入り、初めての人探しがそれであったが、この日は凄い雨であった。爺様の集落は阿蘇五岳の中腹にあり、足腰も弱っておられるという事で、早く見付けねば命に関わる。ご近所、親族、総出で探されたらしいが見付... 2009.03.02 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第46話 田舎選挙(2009年2月)6KB ここ数日イライラしている。選挙である。我家は南阿蘇村の大通り沿いにあり、選挙カーの往来が激しい。更に駅も近く、空き地もあり、集落の規模もまぁまぁ大きいため、その騒音は途切れる事がない。ビラもひっきりなしに届けられる。「知り合いだからよろしく... 2009.02.02 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第38話 恋慕の人と芸術(2008年9月)7KB 阿蘇の音楽家といえばビエントである。西原村に住んでいる二人組で美女と野獣の組み合わせがビジュアル的に何ともいえない。音もいい。情熱家の私にとって意味不明に鬼気迫るサビの部分は何かをやろうとしている時に具合が良く、仕事のBGMとしては打ってつ... 2008.09.28 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第36話 夢のつづき(2008年8月)9KB 田舎の要諦は保守的思想にある。万物は諸行無常であるから理屈としては変化に順応していかねばならないが、こと田舎にあって、変化は大いなる事件でしかない。それは田舎の営みが自然に拠っていて、自然は同じ循環を繰り返しながら時として大いに暴れる。人間... 2008.08.28 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第35話 田園の営み(2008年8月)8KB 標高400メートルの南阿蘇といえども夏は暑い。理論値で3度ちょいしか変わらず、平地が35度の猛暑日であれば谷の温度は32度。やはり暑い。仕事をやっててヤル気がなくなる瞬間といえば、やはり昼飯の後である。雇われの身であれば「ヤル気がなくなりま... 2008.08.28 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第32話 神話の道(2008年7月) 19KB 阿蘇は神話の里である。建磐龍命(たけいわたつのみこと)という神武天皇の孫が阿蘇そのものを造ったらしい。日本という国の始まりは色々な人が色々な事を言っててよく分からない。分からないが、年号を始まりとするなら神武天皇から始まっている。その元年は... 2008.07.25 生きる醍醐味阿蘇
生きる醍醐味 第29話 陰と陽(2008年6月) 9KB 私のいる場所を河陽という。明治12年まで河陽村という一つの行政区だったが、長野村、下野村と合併し、長陽村になり、その後、南阿蘇村になった。河陽は南郷谷の西側になる。白川を境に河陽村、河陰村と分けられている。中国地方と同じく、日照時間の関係か... 2008.06.23 生きる醍醐味阿蘇